試合が終わってぼーっとしてると、光琉がすぐに出てきた。
「わりぃ。待った?」
「ううん。大丈夫」
「じゃ、帰るか」
そう言うと、かばんを肩にかけた。部活用のは、部室に置いてきたから通学用だけ。
「ん」
空いてる方の手を差し出してきた。
「ん?」
首をかしげる。なんの手?
私は、訳がわからなくてじっとしていた。
すると、光琉はイライラしたようにもう一度、手を突き出す。
「………かばん。」
か、ば、ん?
あぁ!持ってくれるってことね!
ふふ。照れて赤くなってる!
こんな光琉初めてかも。
「わりぃ。待った?」
「ううん。大丈夫」
「じゃ、帰るか」
そう言うと、かばんを肩にかけた。部活用のは、部室に置いてきたから通学用だけ。
「ん」
空いてる方の手を差し出してきた。
「ん?」
首をかしげる。なんの手?
私は、訳がわからなくてじっとしていた。
すると、光琉はイライラしたようにもう一度、手を突き出す。
「………かばん。」
か、ば、ん?
あぁ!持ってくれるってことね!
ふふ。照れて赤くなってる!
こんな光琉初めてかも。
