love you only

さりげなく駆け寄り、タオルを渡す。


そして、特に付き添う訳でもなく、セイラは自室に戻ってゆく。


私みたいに、アランと話がしたくて、引き留めたりしてない。


だから、アランもタオルを受けとるのかなぁ。


嫌そうだったクセに、度々一緒にいる姿を見かける。



私が、ずっと憧れてる位置が、もう盗られそうだ。



私は近付いてくるアランを見れず、下を向いていた。



・・・要らないよね、ジュース。



そっと、後ろ手にカゴを隠した。