念願のアランとの城下へのデート♪♪


ウキウキしながら、廊下を歩く。


すると、そこにルイの声。

その声の方に、私は耳を傾ける。



「アラン、明日だったよね?」


「あぁ」


アラン?

明日?何の話?


「アランも大変だね、許嫁なんて」


「許嫁っ!?」


「!?」


私は、その言葉に大きく反応し、声を出してしまった。


その私の声に、驚き顔のルイとアラン。