love you only

すがりついた私に向かって、アランは冷たい視線で一瞥すると、そのままひょいっと私を肩に担ぎ上げた。


「やっ!登れるからっ!」


「・・・」


私の抵抗も虚しく、アランは簡単に斜面を登り、さっさと森を抜け出した。






城に戻ると、心配そうなルイが出迎えてくれた。


「ファル・・・」


声をかけられた私より先に、アランが、



「足が腫れてる。部屋に戻して、手当するから」



そういいながら、ルイの横を通っていった。