love you only

このまま見つけてもらえないかもしれない。


アランは忙しいし、ここに来るなんて、誰にも言ってないし。


自力で帰れそうにない現実に、不安が押し寄せる。



「だっ、誰か助けて!!」


辺りに人なんていない。


茂みが揺れる音がするたびに怖くなる。


「助けて!ここにいるの!」



お願い!



「助けて・・・アランっ!アラン!!」



泣きじゃくりながら、必死に助けを呼び続けると・・・


茂みから一際大きな音が聞こえる。