love you only

感情的になる私とは反対に、アランは冷ややかに言った。



「帰城したからって、おまえに会う義務はねぇよ」


アランの言葉が、胸に刺さる。


「それに、おまえが城を抜け出して、ここに来てもいい理由にもならない」



「・・・」



ただ会いたくて、会いたくて・・・


こっそり見るだけでよかったのに。


バレた挙げ句に、叱られて、あきられて。


散々だ。



悔しくて、涙が溢れてくる。