love you only

市街地を抜けた森を切り開き、川に大きな橋をかけている。


順調に進んでそうだよね。


「じゃあ、すぐ戻りますから。ここにいてくださいよ?」



「わかってる!」


ゼルはやや不安そうに、馬車を後にした。



警備の前列にいる騎士は、ゼルに気付き、会釈をする。


そして、その騎士が奥の方へ合図すると、



「・・・アランだ」



奥から、ずっと会いたかったアランの姿が見えた。