love you only

ルイとアランは、同い年。


その事もあり、敬語は必要ないほど、親密な二人であった。


「あ~ぁ、ファル。泣きそうな顔して踊ってるよ?」


ふぁっと、リズムにのってドレスが舞う。


それと同時に、見えるファルの表情は何ともいえず暗かった。


「一緒に踊ってる公爵は、満足気だけどね」


「・・・知らねぇよ」


ルイの言葉を遮って、アランはその場を離れた。



「外の警備に回る」


そう言い残し、バルコニーへ姿を消した。