love you only

アランは、そのまま私との距離をつめて、私は壁に追いやられる。


「なぁ、勝って欲しいのかよ?」

・・・もう、意地なんか張ってられない



「・・・ほしい」


私は、声を振り絞って答える。


「聞こえないんだけど?」


アランが私の髪をすくい、指を絡ませる。


私は、今度こそアランに届くように声を出した。


「勝ってほしいよ、アラン」


そう言って、アランの瞳を見つめる。

アランは、満足げに笑みを浮かべて、


「やっと、ゆったな」



そう言って、私の唇に軽く口づけた。