アラン、何かゆってくれるかな?


いやいや、期待しないでおこう。


エステで磨きあげられた肌。

長い髪は、アップにして上品に。


ドレスも、ピンクの素敵な物だ。



「アラン・・・」


「・・・何だよ?」


うわっ・・・

話しかけるなオーラが出まくり。


そんなに邪険にしないでよ・・・。



それでも私は、勇気を出して、声をかけた。



「私と一緒に踊って下さい」