「・・・」


「・・・」


ここは、ルイの執務室。


覚悟を決めた、アランと私は二人揃って、ルイの元を訪れていた。



訪れたものの、照れくさいし、なんて切り出したらいいんだろ?


「あっ、あのね!ルイっ」



沈黙が重くて、ルイに話しかけた。



すると、隣にいたアランがスッと前に出る。




「コイツの相手、俺でイイ?」