晩餐会当日。


ダンス会場は、早くも大勢の人で賑わう。


・・・あっ!アランだ!!


会場を見渡すと、アランは他の騎士達と話をしていた。


会場の警備の話であろう。


素早く指示が済むと、各々騎士たちは別れていった。



よし!今だ!



私は、ドレスを軽く持ち、会場の隅にいるアランの元へと向かった。