片想いのキミへ

2015年4月

桜舞い散る通学路、人それぞれ色々な期待と不安を背負いながら登校するなか、私、「千田理沙」はワクワクと緊張に押しつぶされそうになっていた。

…というのも、私は今日から新しい中学校に通うのだ。

突然の父の転勤で、戸惑う暇もなく転校が決まってしまった。


ふと前を見れば私と同じ制服を着た女の子達。
でも、あの子達とは一年の差があるんだ。

…そう考えると、とても不安になってきた。