青空、マタ輝ク。

「母さんはお前の事を愛してた…こんな最低な奴でも」






何回やめようと言っても、








待つことをやめなかった母さん。







一途な人だった。







「………母さん………待ってて。」







「…ところで知ってますか?」





そこで翠が口を開く。






「ここには監視カメラが設置されていまして………どこの会社だと思います?」





「……なんだと?」







「僕の名前は、





咲田翠、ですよ?お父さん?」







「まさかっ!大手機械企業のーーーっ!」





「そのとおり♪
翠はその息子だよっ♪」





僕は微笑んで指を鳴らす。






真っ黒なスーツに身を包んだ男達が姿を現す。





「きゃぁぁあっ、なによ、こいつらっ!苗木さん、どういうことっ!?」

「っち!!」




親父は女の背中を押した。





その勢いで女は男達のもとへ倒れ込む。







「何すんのよ!!!」







「親父、待てよ!」

「邪魔だ」

「ぐっ!」





あぁ、まただ。






僕はあの時のように吹っ飛ぶ。





また、何もできないのかなぁ?







涙が出てきた。