咲田翠。
コイツは女ったらしで最悪なイメージしかなかった。
だけどそれだけではなく、仕事は真面目にこなす。
腹黒いところもあるみたいだけど、それでも生徒の為に考える姿を多く見た。
男嫌いの僕にはそんな奴のことが凄く新鮮で、考えられない姿だったんだ。
これは全て生徒会の仕事をしてきて思った事。
でも勘違いをされては困る。
まだまだ僕は男嫌いだ。
「聞いて欲しいんだけど」
「な、なんだよ………」
いつの間にか2人きりになっていた僕ら。
鈴木ちゃんと悠貴は気付かないうちに帰ってしまっていた。
「俺、本気になっちゃったんだよね」
翠は僕を抱きしめたまま言った。
「…何が??」
「……はぁ」
た、ため息!!!
翠は僕を開放して、言う。
「俺ね、青空の事好きになっちゃった」
「……………………………え?」
確かにそう言ったんだ。
コイツは女ったらしで最悪なイメージしかなかった。
だけどそれだけではなく、仕事は真面目にこなす。
腹黒いところもあるみたいだけど、それでも生徒の為に考える姿を多く見た。
男嫌いの僕にはそんな奴のことが凄く新鮮で、考えられない姿だったんだ。
これは全て生徒会の仕事をしてきて思った事。
でも勘違いをされては困る。
まだまだ僕は男嫌いだ。
「聞いて欲しいんだけど」
「な、なんだよ………」
いつの間にか2人きりになっていた僕ら。
鈴木ちゃんと悠貴は気付かないうちに帰ってしまっていた。
「俺、本気になっちゃったんだよね」
翠は僕を抱きしめたまま言った。
「…何が??」
「……はぁ」
た、ため息!!!
翠は僕を開放して、言う。
「俺ね、青空の事好きになっちゃった」
「……………………………え?」
確かにそう言ったんだ。