「さて…どうしますか、夕日さん」

「やっぱ抗議するしかないでしょお」

僕達二人は翌日朝一番に学校に来て、話し合いを始めた。

「でも聞いてくれるかなー」

「それな…」



いくら抗議しても、二人とか少人数の抗議じゃ、効き目ないだろうし…

「アーーーッわからーんっ!」

「何がー?二人とも」

「「朝日ー!」」

僕たちの目の前にはもう一人の親友、陽炎朝日(カゲロウ アサヒ)が立っていた。

この子は僕達と違ってふわふわ系女子。


もちろん男嫌いだよ☆

「話し合いしてたんすよー」

「なんの?」

「男を追い出すための」

「…は?」




その瞬間、朝日の表情が変わったー。