っていうのが日課になっていた。その時間は楽しかった。 じゃあ桃琶くんはやっぱり優しい声で、 「おはよー、おうかちゃん」 っていうの。 そうやって二年があっという間に過ぎて行った。 あと三ヶ月で卒業っていうときのある夜。