歌舞伎町fastlove

「おはよう」って言ったら「おはよう」って帰ってくる。

初めてだった、そんなこと。
「何そんなとこでつったんてんだ。朝ごはんたべよーぜ。」
「うん。」
彼と食べた朝ごはんはいままでで一番おいしかった。

「あ、俺と付き合うって言うことで言わないといけないことがあるんだけどさ」
「うん。」
少しためらって彼は言った。
「デートしたとしても、手は繋げない。
客に見られたら困るからな。
後、見つかったら別人のふりか、身内ふりをして。いいな。」

涙が出そうになった。