「お前生意気な顔してんじゃねーよ。」
バンッ・・・
痛い、痛い、痛い
お父さん、やめて、私が悪いから。わかってるから。

「はぁ?私たちなんかしたぁ?」

甲高い声でけらけら笑いながら去っていく。何で私なの?
何でいじめられないといけないの?

私、前園麻衣はどこにも居場所がない。

居場所がほしくて、ほしくて・・・


そんな私の前にあなたは現れた。