〜ディオ目線〜
ああ。愛しの人に呼ばれているのに。
このディオといったら。プライドと言う名の邪魔者が俺の足を留める。クソッタレがぁ!

〜ジョジョ目線〜
呼んでから30分もたったのに、ディオは下に来る気配もない。
いつの間にか袋の中にいっぱいだった米も無くなり、雀達も何処かへ行ってしまった。
(ちぇっ。つまんないの。)
袋を乱暴に振り回しながら家の中に入ろうと振り返ると、そこには…。

〜ディオ目線〜
このおおぉ!!ディオのプライドのせいで愛しの人の近くに行けないなど、死ぬよりも苦しい出来事だあぁ!仕方がないと諦めかけた時。
(はっ…!!そうだよ!窓から外へ行けば…!!)
逆転の発想なりいぃ!!
パリーンと大きな音を立てて窓が割れるが、そんなことはどうでもいい。とにかくジョジョに会いたい。しかし、問題が発生したようだ。落ちた場所はジョースター家最上階。普通に落ちたら死ぬ高さだ。「
ウオオオォオ!!どうせ死ぬならジョジョに会ってからぁ!」