〝主従〟
紅稀くんは主従より、友達を好むんだ。
やっぱり紅稀くんは吸血鬼じゃない。
人間だよ。
「もちろん!よろしくね!」
〝血の契約〟
それは主従を結ぶもの。
人は吸血鬼の餌にすぎない。
そうだとしても、紅稀くんには生きてほしい。
この先にある未来を一緒にみたい。
そして気づいた。
紅稀くんの笑顔を見てドキドキするのも。
契約だったけど、キスされて嬉しかったのも。
全部全部、紅稀くんが好きだから。
私は出会ったあの日から、赤い瞳の持ち主に惹かれていたんだ。
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