- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

少し歩いた…

やっぱりロック画面にずっとある

実愛ちゃんのメッセージ

《心音??話があるの…》

返信しよ。

〈今、ちょっと忙しいかな。〉

っとこれでよし!!

ピコンッ!! 返信はやい!! そんな急ぎのようなのかな??

《お願い。時間はかからないから》

〈わかった。LINEで話す??会って話す??〉

《LINEでいいよ。会って話せそうじゃないから…》

〈どうしたの??〉

《翔の様子がおかしいの。なんか、イライラしてるっていうか。なんか知らない??》

え、今日公園であんなキスしてたのに。

こんなことわざわざ聞くような性格じゃないよね。実愛ちゃん…

何が目的なの…

〈知らないよ。私より実愛ちゃんの方が近くにいるしわかるんじゃない??〉

《そうだけど…なんか私に隠し事してるっぽいの。う…う…浮気してないよね!?》

〈するわけないじゃん!!親友を疑うの
!?〉

《だって、心音、急に可愛くなるし。その日から翔おかしいし…浮気してるのかなって…》

〈しないよ。だって2人は私に隠してまで付き合ってたくらいなのに…私がその関係壊すわけないよ〉

《だからだよ!!腹いせに浮気してるんでしょ!?》

〈じゃあ、翔君に聞いてみたらいいんじゃないの??〉

《そんなことできない…》

〈わたしにはできるのに??〉

《え…》

〈私のこと本当に親友だと思ってる??〉

《あたりまえじゃん!!》

なんでこんなこと聞いちゃうんだろ…

それから既読をつけられなかった…

通知音はうるさいのに

何も聞こえなかった。

空を見たとき涙が出てきた。

やっぱり実愛ちゃんとはわかりあえないのかな…

翔君のこともはやく諦めないとね…

最近辛いことばっかりだな…

私も早く新しい恋が出来るといいけどな…