1ヶ月で女の子に変身した!!
雑誌…メイク…服…髪の毛…まつげ…
いままでためてきたお金をすべて使って変身した!!
翔君なんかもう好きじゃない!!
翔君よりかっこよくて優しい彼氏見つけてみせるんだから!!
家を出て急いで学校に向かった
あ…れ…いつにまして…
見られてるような…
やばい…変身失敗!?ショック…
学校に行くとヒソヒソ声とか聞こえる…
「うわ…やっちゃったな…帰りたい」
ボソってつぶやいた時。
翔君が通った。
「あ!!翔君!!おはよー!!」
「え…誰??」
あ、そうだった悪い意味で変身しちゃったんだった…
「心音ちゃーん!!俺のことわかる??」
あ、部活の先輩!!
私はバスケ部のマネージャーなの!!
「わかりますよ!! 二階堂先輩ッ!!」
二階堂 流星 (ニカイドウリュウセイ)先輩
っていうんだ。
部活でイケメンNo.1らしい…
「え!?心音!?まぢかよ…」
「翔君どおしたの??あ、イメチェン失敗したんだった」
「そんなことな「何言ってるの!!チョー可愛いよ!!」
翔君の言葉を被せて二階堂先輩が
言った。
翔君は不機嫌そうに
「じゃーな」
「う、うん。バイバイ!!」
「あれ誰??」
二階堂先輩が不思議に近づく
二階堂先輩があまりにも近いから
赤くなっちゃって
「あ、翔君は保育園からの幼馴染みです」
「そんな赤くしてもしかして好きなの??」
「な…なわ「キーンコーンカーンコーン」
否定する前にチャイムが鳴った!!
「うわッ…やべッ!!じゃーな!!」
私たちが話してた場所は
靴箱の近くの廊下…
「わ!!わたしも急がなきゃ!!」
はぁはぁ…
ギリギリセーフで教室に滑り込んだ
「心音!!遅い…ってあれ!?チョー可愛い♡」
この子は
もう一人の親友 星空 瑠吏 (ホシゾラルリ)
実愛ちゃんとは違って壁がなくて
本当に心を許せる存在。
「ごめんごめん。二階堂先輩と立ち話してて遅くなっちゃった…え!?ほんとに!?」
嬉しい!!変身できてたんだ!!
「可愛いっ!!でも急になんで!?」
私は1ヶ月前にあったことを
全てはなした。
「ってわけなの…」
「そぉだったんだ!!それなら、心音も彼氏作って見返さなきゃね!! でも、翔は心音のことが好きだったはず…」
「そぉだね!!でも誰が私の彼氏になってくれるのかな??瑠吏最後なんて言ったの??聞こえなかった…」
「ん??あ!!なんでもないよ!!心音はもう翔のこと好きじゃないの??」
「うん。隠してたりしてて本当に傷ついて何回も何回も悩んでるうちに幼馴染みとして好きだったってことに気づいたの。」
「そっか!!でも男子みんな心音のこと好きだよ。」
「えっ!!ないない!!」
「二階堂先輩もほら、心音に異常に話しかけてきたりするじゃん。」
「それは、私が二階堂先輩の面倒を見てるからであって」
「ほんと鈍感」
「そんなことないってばぁ~」
ガラガラっ!!
「こらっ!!星空と月乃!!席につけ!!」
「「はーい」」
トボトボと2人は席についた
