置いて行かないで






わたしはまだ追いついてもいない








そう思っている時点で




あなたにとってのわたしは




取るに足らない存在なのかもしれませんね








なんて 皮肉を落としてみます








本当は視界にすら入れていないのに














まだ走っていて






わたしはまだ追っていたい








頑張りに範囲や制限なんてなくて




あるとすれば体力との戦いで








わたしが追う姿は




追っていかなくちゃいけない姿は






あなたのその頑張っている姿なんです










なんて 重荷をかけるつもりはなくて








でもそれがあなたにとって負担なら




わたしはこの感情を捨てることにします








だけど 追ってしまうことはいいよね?






なんて そうやってわがままを言い続けてみるの
















置いて行って






わたしは






ううん 置いて行かないで










分からなくなってみる




だけどまだ目で追い続けてしまうのです