過去詩たち







それは決して手で触れられることができません








話しかけてみます


今日もそれは反応さえしてくれません


でも話しかけてくれる日を待ってみるのです






聞いてくれますか


昔話を話すかのように話してみます


反応があればいいのです


してくれればいいのです






でも今日も反応はありませんでした






明日も


明々後日も


一か月後も


一年後も


きっとないでしょう






*






触れないで


そう言ってバリアーを張った






まだあいつがいる


またあいつが来て 勝手に話をして去っていく






なんでだろう


なんでだろう


なんでだろう






掻き消す


お部屋をぐっちゃぐちゃにして






あいつはずっとずっと待っている


でも反応はしてあげないの






*






なんでよ


そう言ってそれは初めて泣いてくれた








バリアーを張ったままで






*






いつも いつも そうだ






それはそれのいうあいつのこと


あいつはそれ






おまえはそれを知ると






いつも いつも そうだ






必死に壊そうとするから












だから 分けてやった






おまえの


からだ


こころのいちぶ


きおく 




今度こそ丁寧に食べてみせるよ










*






失敗


また、失敗しちゃったね






それは決して触れることができませんでした