君の嫌いなところ
本気がどうかわからないところ


「そうですか」

どれだけ これからも

そのことばに振り回されるのだろう


知ってるよ
君が何も思ってないこと

知ってるよ
君が演じてることくらい


知ってるよ

だからさ もうそろそろやめて


知りたいよ
君が抱えていること

知りたいよ 君のこと


それすら だめなんですか


なら 最初から近づかないで
はぐらかさないで 泣きたくなるから


やめてよ わたしを暴かないで
おもしろくない
そんなわたし きっと好かれやしない


面白半分なんでしょう
きみにとって わたしなんて


わたしもそうでありたかった
きみがいない その時
タイムマシーンを使ってでも




きみから おあずけを食らい
何度目だろう
それでも 待ってみるの


「バカだね」

またつぶやく

そんなことで消えるわけがないのに