「染谷のクラスの担任の長谷川です」
「あ、染谷夢羽です」
「行きますか」
「へーい」
こいつ私の事探ってるな
「なんかわかりましたか?」
「え?」
「私のこと」
「いえ、別に」
慌てて返事する長谷川は私が気づいているってわからなかったのかもしれない。
教室まで長谷川の後ろを歩いていくとケバい女やチャラい不良くんが
こっちをずっと見てくる。
はぁー。
女よ、私の顔をずっと見るより
自分の顔をよく見なさい。
目が真っ黒ですよ
男どもよ
私の顔を見る前にそのズボンから見えるパンツをどうにかしてよ。
もっとかわいいパンツをはいたら?
んー、イモムシとかさ?
猫ちゃんとかさ?
そんなまっピンクやら見せられたってこっちは派手だなとしか思わんよ。
一人でツッコミを入れているとあっとゆうまに教室についてしまった。

