虹色の初恋涙







『なぁ、学校行かないの?』


「行くっ、琉衣行こうっ」




私はそう言って琉衣の手を握って学校へと向かう。




「あっ、琉衣、恋羅待ってよっ」




玲奈は慌てて走ってくる。




その姿がなんだか面白くて琉衣と一緒に笑ってしまう。




今日から、またみんなと会えることを考えるとウキウキしてしょうがない。