「ねぇ琉衣、恋羅のこと好き?」


『うん、大好き』




シロツメ草を摘みながら琉衣に訪ねる。




『恋羅は、僕のこと好き?』


「大好きだよっ」




そう言って琉衣に抱きつくと、琉衣のいい香りがしておちつく。




『恋羅は僕のものだっ』




琉衣は空に手を上げて叫ぶ。