もし、恋羅の体が弱くなかったなら俺はこんなに苦労しないんだろうって今まで何度も思った。
だけど恋羅を守るのは俺しかいない。
いや..........俺が恋羅を守る。
いつからだろう............
俺は、恋羅をこんなにも好きだと思い始めたのは。
恋羅が俺じゃない男と一緒に笑い合ってるのを見て、胸の奥にざわめきを感じたのは。
ずっと幼なじみで付き合ってきた恋羅は、今、俺のことどう思ってる?
恋羅にとって俺は、"お兄さん"のままなのか?
俺の大切な人、恋羅...........
これが、俺の初恋なんだ..........