ガラガラっと久しぶりに開けた教室は、輝きがあって眩しい。 「恋羅~!!」 そう言ってみんなが抱きついてくる。 あぁ、私って幸福者だなぁなんて思ってすみません。 「恋羅、もうほんとにっ大丈夫なのねっ!?」 「うん、大丈夫よっ」 いやぁ、ほんと学校はいいところだぁっ。 私は大きくのびをして席についた。