私の手の上に可愛く包装された小さな箱
訳が分からない私は直人と箱を交互に見た
直人「なにポカンとしてんの?
まさかと思うけど自分の誕生日忘れてた?」
うん…思いっきり忘れてた
そういえば今月誕生日だった
………あれ?
琴美「でも…今日って10日でしょ?私の誕生日11日だよ?」
直人「ケータイで確認してみな」
直人に言われてケータイを開くと
もう0時を回って日付は10月11日に変わっていた
今日は私が産まれた日
直人「琴美、誕生日おめでとう」
なんだか色々びっくりで…うまく言葉が出てこない
直人「やっぱり一番におめでとうって言いたかったからさ。プレゼント開けてみ?」
プレゼントの箱を開けると欲しいと思ってたピアスが入ってた
だけどブランドのすごい高いやつだったから諦めた…
直人「ど?気に入った?」
琴美「なんで…これすごい高いやつだよ!?
それになんで私が欲しいと思ったもの分かったの?」
直人「内緒(笑)」
分かった…蓮だ…
蓮は全部知ってたんだ…
だからあんな風に言ったんだ
琴美「じゃ…放課後も本当にバイトで?」
直人「まぁね、今までバイトしてなかったからさ。でも間に合って良かった」
琴美「じゃ…浮気は?」
直人「だからしてないって」
なら…私は勝手に勘違いして悩んで1人で不安になってただけ?
その上浮気だなんて直人を疑って…私サイテー…
直人は私の為に頑張ってくれていたのに…
直人「琴美?」
琴美「ありがとう…直人大好き
浮気なんて勝手に疑ってごめん」
本当に勘違いした自分が恥ずかしい…
でも誕生日覚えててくれたんだ…嬉しい
プレゼント絶対大事にする
直人「いいよ別に
俺もびっくりさせようとして何も言わなかったし。それで不安にさせてたなら謝る
でも浮気を疑われるとはね~
俺は琴美が喜ぶかな~って思って毎日頑張ったのにな~」
琴美「ごめんってば
これも!本当嬉しかった!一生大事にする!!」
直人「…ま、いーよ
俺も思いがけないプレゼント貰ったから」
琴美「え?私何もあげてないよ?」
直人「まさか逆プロポーズされるとは思わなかった♪」
へ?プロポーズ?私そんな事……
"直人とはずっとずっと一緒に居たい!!"
琴美「あ!?あれはっ//違う!
プロポーズとかじゃないよ!//」
直人「え、なに?違うの?
なんだぁ…俺は琴美とずっと一緒に居たいと思ってたのに琴美は違うんだ…俺ショックだなぁ~」
琴美「ちょっ、そんな事言ってないでしょ!?」
直人「言った言った~もう俺の心はボロボロだね」
琴美「~…っちょっと!面白がらないでよ!!//」
直人「ははっバレた?顔真っ赤、動揺しすぎ」
琴美「動揺してない!」
直人「はいはい、で、プロポーズの言葉なんだっけ?忘れちゃった」
琴美「プロポーズじゃないし!もう絶対に言わない!!」
なんだかんだ浮気の疑いは晴れ、私は幸せな誕生日を迎えた
だけど…プロポーズの話しはしばらくネタにされそう…(泣)
*番外編④ 浮気? おわり*


