「大丈夫?」



「ああ。ごめん。」





なんにも悪いことなんかしてないのに、むしろ私のせいで熱出したかもしれないのに、それなのに相川君は謝ってくれる。




なんだかこっちが申し訳なくなってくるよ……





「じゃあ俺帰るな。明日、また学校で。」






本当に回復早い。






夏樹と真伊ちゃんのおかげかな。









私は相川君を見送って部屋に戻ると疲れのせいか、すぐに寝てしまった。