「相川くん、出来た?」






キッチンの方に向かって声をかけるが返事がない。





それに相川くんの姿が見当たらない。





急いでキッチンまで走っていくと相川くんが苦しそうに息をしながら床に倒れていた。







「あ、相川くん!?」





とりあえず相川くんを起こして額に手を置いてみる。





「熱い!!」




相川くんは熱を出していた。





だからあんなに手が熱かったんだ…