「わ、私のこと…心配してくれて…?」



「当たり前だろ。同じ学級委員だしそれに俺…」








ふぁっ……ヤバ…









「はっくしょんっ!」





「うわっ!大丈夫かよ?風邪か?」





話の途中で私がくしゃみをして遮ったにもかかわらず、相川くんは私を心配して私の額に手をのせて熱をはかる。




「あっつ、大丈夫か?熱あるだろ」






ふぇ……?




熱…?







「大丈夫だよ…ほら…」



そういって立ち上がろうとしたとき視界がグラッ揺れて体が打ち付けられたような感覚に陥った。





そして私は私の名前を叫ぶ相川くんの声を聞きながら意識を手離した。