「はい、これ。女子の分。」 放課後。 相川くんに女子のアンケート結果を集計した紙を渡した。 「日野は……いや、なんでもない。」 有奈のところを空欄にしていたのを相川は気づいたみたい。 でも、今日のことを聞いていたのか相川くんは問い詰めたりしなかった。 「ん、お化け屋敷が多いのな。」 「うん、男子はどう?」 「お化け屋敷。」 「じゃあ、決定でいいかな。有奈のはわからないけど…」 「お前な……」 そう言って相川くんの手が私の頭に伸びてきた。