「ん…、俺もすき」
少し歪んだ笑顔で言った。
モモとは違う、「すき」なんだ。
「…海ちゃん、元気ない。どうしたの?」
「…は?いつもと変わんねーよ?」
ここは、モモに察されてはいけない。
そのとき、チュッと言うリップ音が止めどなく部屋にひびく。
「っ…モ、モ?」
首筋、おでこ、まぶた、ほほ、耳、鎖骨…ほかにも身体中にキスを降らせるモモ。
「…あたしは、海ちゃんのちゅーで元気になるでしょう?」
「でも、海ちゃんはあたしのちゅーで元気にならない…?」
そんな潤んだ瞳でこっちを見るな。
本当に喰うぞ?モモはなんにも分かってないんだ。
そんな瞳で男を見たら駄目だろ

