いつか本当に喰っちまうんじゃないかと想ってる。 でもそれは大丈夫。 親から恵まれたこの顔のおかげで、女に困ったことがなかった。 もちろんそれは、モモには言わないけど。 「…かいちゃ~ん?」 「ん?ああ、キスな?」 うんっ!てニコニコするモモに、くすっと笑みを零してからキスをした。 「ん~、ありがとっ。海ちゃん好き~」 デレデレして言うモモは、策士か天然か。