「ほへふぁひんひへふほ。ふぉへはへひふぁひっふぁんふぁふぁふぁ、ふぁひふぁふぁふぁひっほほへほふほひふほほほほほふぁふぁふっふへへふへふっへ。
(俺は信じているよ。これが手に入ったんだから、神様はきっと俺と黒犬の心をまたくっつけてくれるって。)」
ーーーふぁほへほへは、ひんふぁふぁへほへ。
(たとえそれが、死んだ後でもね。)
「ふっ」
ハカゼは俺の手首に薬を塗り終わると、ニヤリと笑った。
「それは鷹目語かい?私には何言ってるのかさぁっぱりだけどーーー」
また新しい薬を指にべっとりととる。
「ーーーきっと、黒犬には分かるんだろうねぇ」
「ふっ」
思わず笑みが浮かんだ。
俺がどんなに顔を腫らして、どんなに変な言葉を使ってもーーー
黒犬はいつも全部理解できたからだ。
「ーーーふん(うん)」
俺は窓の外を見つめた。
ーーー黒犬。
お前が俺を許してくれる時、
またお前が俺のところに戻ってきてくれた時、
俺はこのステッキをお前に渡そう。
ーーー絶対にその日はくるはずだ。
だって、あの日の黒犬みたいに、
俺も奪えたんだから。
世界で一つだけのーーー
ステッキを。


