俺があの時手に入れたシルクハットはーーー
もう関係ないのかよ…。
「うあああああああ!!!」
鷹目、鷹目、鷹目ぇぇぇ!!!
「ああああああああ!!!」
俺は小屋の中で一人叫び続けた。
呼吸が荒くなり、胸が苦しくなり、頭の中が鷹目の嘘と、意味のないシルクハットだけになり、俺はーーー
「あああああああああ!!!!」
ーーー狂ったんだ。
鷹目をあんな風にしてしまったのは誰だ?
ああ、あの銀髪野郎か。
俺は小屋の片隅に置いてあった錆びた短剣を手に取った。
ーーーあいつを殺せば、もしかしたら鷹目は気づくかもしれない。
本当の家はここなんだって気づくかもしれない。
よし、あいつを殺そう。
一緒に暮らしていたあの少女も殺そう。
家も燃やしてしまおう。
鷹目をあんな風にしてしまったやつらをーーー
鷹目を俺から奪ってしまった『悪』たちをーーー
ーーー殺してやろう。
殺し続けてやろう。
これは正義だよな、神様。
これはーーー
『悪退治』だよな、神様。


