「鷹目…お前は何か感じたか?……俺と出会って…シーナと出会って…何かを感じたか?」
「え?」
ーーー感じた?
『馬鹿者が!』
ふとイーグルに怒鳴られた時のことを思い出した。
唇をギュッと結ぶ。
「ああ…感じた…」
頬に触れているイーグルの手を両手でギュッと包んだ。
「俺、どうして自分がここにいるのか分からなかった。こんな残酷な世界にたった一人残されて生きている意味が分からなかった。
意味が欲しかったんだ。だから黒犬と一緒に世界に対抗し続けた。暴れて暴れて暴れまくって残酷な世界にいる自分の意味を見つけようとした。
…あんたと出会った時、俺救われたんだ。安心したんだ。俺は間違ったことしてなかったって。俺を叱ってくれて、俺を褒めてくれて、俺めちゃくちゃ嬉しかったんだ。今までに感じたことのないたくさんのことを感じることができた…」
穏やかな顔でイーグルは話を聞いている。
俺は続けた。


