ーーーと、その時だった。
グサッ!
「うっ!」
隣にいたイーグルが声を上げた。
「ーーーえ?」
気になってそちらを向く。
俺はーーー目を丸くした。
「…嘘だろ」
そこにはーーー
「鷹目!やったぞ!!」
血のついた短剣を片手に持った、黒犬が立っていたのだ。
すぐ隣でイーグルが倒れていた。
「あ……」
声が出なかった。
どうして……
どうしてだ……
そうだ。
これはーーー
全部俺がやってしまったことじゃないか。
黒犬に俺は言わなかった。
イーグルのことを言わなかった。
だから黒犬はーーー
俺がまだ銃を狙っていると勘違いして…
「…イーグル」
震える声で呟いた。
彼はもう虫の息になっている。
「うっ…ううう……」
涙がこみ上げてきた。
俺はーーー
なんてことをしてしまったんだ…!


