「…え?」 「鷹目は生まれた時から心臓が悪かった。 だから走れなかったんだ。 いや、走れたのは走れたが、長時間の運動は彼の心臓に負担がかかるためできなかったと言った方がいい。 そして俺はーーー」 『ーーー世界を見ろ、兎』 「ーーー生まれた時から目が見えなかった」 「…っ!?」 ーーー見れないに決まってる、鷹目。 ーーー俺にはこの世界にあるもの全てが 見えないのだからーーー ーーーだから俺は、 お前の残した言葉の意味が 未だに分からないんだーーー