それから俺はーーー変わった。
「イーグル」
「なんだ?」
「ーーー強くなる方法を教えてほしい」
俺はいつのまにかイーグルの銃を奪うことよりも、強さを教えてもらうことを考えるようになっていた。
「はっはっは、しょうがないな鷹目。今日は仕事がない。森で教えてやろう、銃の使い方を」
「はっ!」
イーグルの仕事がないたびに、俺は二人で森へ向かって銃の使い方を教えてもらった。
彼は横に並ぶ者がいないほどの凄腕の銃使いだった。
「だめだ、それじゃあ的にちゃんと当たらないぞ?」
「っ…ちゃんとやってる!」
「はっはっは!」
イーグルは自分の銃を俺に触らせてくれた。
しかしーーー
「まだお前には早いなぁ」
「っ…」
くれることはなかった。
「もっと強くなったら俺にくれる?」
「うーんそうだなぁ…」
お前がーーー
知るべきことをちゃんと知ったらな。
俺はイーグルの背中にいつもついていった。
彼の背中を見て、いつのまにか殺し屋になりたいと思っていた。
彼のようなーーー
本当の意味で強い殺し屋に
なりたいと思っていた。


