「おじさぁぁぁぁん!!!」 そう叫んだ時だった。 ゴォォォーーー!!! 目の前にものすごい熱を感じた。 「っ!」 途端に顔が熱くなり、後ろに倒れこむ。 私は顔を上げた。 そしてーーー 目の前の光景を目の当たりにした。 「あっ……」 うそ、だろ…… 激しい豪雨にも負けない勢いで湧き上がっている炎。 必死になって水をかけている男たち。 「…おじさん?」 おじさんの家がーーー 私たちの家がーーー 燃えていた。