ーーーそんなある日のこと。
「きゃああああ!!」
いつものようにまた鷹目は町で暴れていた。
どこから探し出してきたのか分からない棒を振り回し、町をめちゃくちゃにしている。
「ったく…」
窓からその様子を見ていた私は腹が煮えくり返っていた。
鷹目が家に来てから、おじさんの評判は下がる上に家の中だってめちゃくちゃなのだ。
「……あいつめ」
バンッ!!
私はとうとう家の外に出た。
そして暴れまわる鷹目のもとに駆け寄っていく。
棒を避けながらも、私は鷹目の腕を掴んだ。
「やめろ!鷹目!!」
「っ!!」
鷹目は振り向くと、私のことを鋭い形相で睨みつけてきた。
そしてーーー
「うるせー!!」
ゴンッ
私の頭をーーー
持っていた棒で思いっきり殴った。
「うっ…」
意識が朦朧とし、その場に倒れこむ。
ぼやける視界の中最後に見たのはーーー
鷹目の動揺した顔だった。


