ハカゼは帰ってきた途端、大量にあったバケットが全部なくなっていたのを見て驚いていた。
「シルブ、お前は一体バケットを使って何を大量に作ったんだい?」
「ガーリックトーストだよ!」
「ガーリックトースト?」
すると、俺の後ろから鷹目がひょっこりと顔を出した。
「うまかったからたくさん作らせたんだ、こいつに」
ーーーポン…
「あっ…」
鷹目は俺の肩に手を置くと、顔を覗き込んできた。
「ーーーだろ?」
俺はそれが嬉しくて、満面の笑みで頷いたんだ。
「ーーーうん!!」
目を丸くして見ていたハカゼは声を上げて笑い始めた。
「…そうかいそうかい!!
ははっ、じゃあまた町へ行った時にバゲットを買ってきてやるよ!!」
「ほんとか!!」
鷹目は目をキラキラと輝かせた。
「ああ、もちろんさぁ!
シルブ、お前また鷹目に作ってやれな、ガーリックトーストを」
「うん!分かった!!」


