鷹目に無視され睨みつけられる日々の繰り返しだったがーーー
ある日突然、その日々は途絶えた。
「シルブ、ちょっと町へ行ってくるから夕食を作っといてくれないかい?」
「分かった!」
その日俺はハカゼに夕食を任されていた。
何を作るかひたすら考えたが、たまたまバゲットが残っていたということで、俺はガーリックトーストを作ることにしたのだ。
俺は料理をしながら胸をドキドキさせていた。
鷹目は…
美味しいって言ってくれるかな…
夕食ができたと同時に鷹目は家に帰ってきた。
1日のほとんどを外出している鷹目は、ハカゼに言われているからか、夕食の時間になると必ず帰ってくるのだ。
「鷹目さん…!」
「っ…?」
「今日、俺が夕食を作ったんですよ…!」
鷹目が立ち尽くしている中、俺は皿に載せたガーリックトーストをテーブルに置いた。
「一緒に…食べませんか?」
鷹目はバツの悪そうな顔をした。
「なんだ、それは」
「あっ…これはガーリックトーストです!」
「…ガーリック?」
「はい!ガーリックをすり潰してバターと混ぜて、それをバケットに塗ってトーストしたものです!すごい簡単だけど…美味しいはずですよ!」


