ーーーハカゼが少年を連れてきてから一週間後。
「う…ん……」
「はっ!」
彼はようやく目を覚ました。
俺は手にタオルを持ったまま、ハカゼのもとへと駆けて行った。
「起きたよ!あの人起きた!」
「本当かい!?」
ーーーと、その時だった。
「ーーーうあああああ!!!」
「「え?」」
ふと、少年がいた部屋から叫び声が聞こえてきたのだった。
ーーーガシャン!ドゴンッ!パリンッ!
同時に、家具をめちゃくちゃにされる音も。
「………」
俺とハカゼは無言のまま見つめ合うとーーー
タッタッタッタ!!
急いで部屋へと向かった。
「あああああああ!!!」
ドゴン!パリンッ!!
目に飛び込んできた光景はーーー最悪だった。
ソファの表面はメタメタに引き裂かれ、飾ってあった壺は全て割られ、土壁は穴だらけになりーーー少年は狂ったように暴れていた。
「あ……」
俺は口をポカンと開けていた。
うそ、だろ……


