ーーー空中を跳ぶ。
俺の隣でガイドンはバタバタと慌てていた。
「っ…落ち着けガイドン!!
着地する場所はあるか!?」
「あ、ははははいっ!!
このまま下に降りれば、だだだいじょうぶです!」
ーーーよし…
俺はニカとガイドンとともに、下へと降りていった。
ーーーと、その時だった。
ーーーズキッ!
「うっ!!」
ふと頭からとてつもない頭痛がして、俺は瞼をギュッと閉じた。
『ーーー見て…』
「っ!!」
その瞬間、また頭に響いてきた女性の声。
そしてすぐにーーー
「っ!!」
俺の頭の中に、ある映像が入ってきた。
「あ……」
頭の中に映るのは、今までに目にしたことがないようなものーーー
それもそのはず、俺は今までに『見たこと』がなかったのだ。
驚くのも当然だった。
「………」
これがーーー
世界なのか…?
俺は空を落ちていきながら、ただ呆然と頭の中にある映像を見ていた。


